「作ろう! マイコードブック」は、ギターのコードに親しむためのツールです。
コードについてすでにある程度知っている人ならば、操作を少し覚えるだけで、すぐに自分専用のコード表が作成できるようになります。また音も鳴るので、初心者の方でも、このツールを感覚的に使っているうちに、コードについてどんどん詳しくなるでしょう。
さて、このチュートリアルでは、「Dm7 - G7 - C△7」というよくあるコード進行を題材にしながら、コード表(右が完成図)を作る手順を説明していきます。少々長くなりますが、これによって「作ろう! マイコードブック」の基本的な使い方がマスターできますので、どうか最後までおつきあいください。

コード表の制作作業は、以下の手順で進めます。
【1】『指板図の作成→登録』欄で、指板図を作って、登録する。
【2】『指板図の選択→配置』欄で、指板図を選んで、配置する。
では、各手順を詳しく説明します。

「Dm7 - G7 - C△7」というコード進行のうち、最初のDm7の指板図を作って登録しましょう。
まず、『指板図作成→登録』の欄の左上にある「プリセット指板図」ボタンをクリックしてください。コード名を選択するためのメニューが現れます。

このメニューの1列目で「D」、2列目で「Dm」とたどり、3列目にある「Dm7」をクリックしてください。

次にポジションを選択するためのパネルが現れ、複数の指板図が表示されます。
パネル上部にある「選択と同時に登録も行う」のチェックボックスにチェックが入っていることを確認した上で、上段の右から2番目の指板図を選択してください。

以上の操作により、プリセット指板図から呼び出したDm7が「指板図作成欄」に表示されます。
また同時に登録も行われたため、「指板図選択欄」にそのデータが入り、その左の「選択中の指板図」欄にも小さな指板図が表示されます。
以上で、Dm7の登録は完了です。

同じ要領で、G7の指板図を登録しましょう。
「プリセット指板図」ボタンをクリックしたら、メニューの1列目で「G」、2列目でも「G」とたどり、3列目の「G7」をクリックします。

ポジションを選択するパネルで、上段の左から2番目の指板図をクリックします。

これでG7の登録も完了しました。

さて、最後のコードであるC△7の指板図も「プリセット指板図」ボタンから呼び出せるのですが、自分で作る方法もありますので、ここではそのやり方を説明します。
まず「指板図作成欄」には、先ほどのG7が表示されたままになっているはずですので、これを[リセット]ボタンでクリアします。
すると全部の弦がミュート(音を出さない)の状態となり、ルート弦を表すグレーの帯は6弦に戻ります。
ここで作るのは5弦3フレットをルートとするC△7なので、「ルート弦選択」のラジオボタンで「5弦」をクリックします。これでルート弦を表すグレーの帯が5弦に移ります。
そして弦ごとに以下の部分をクリックし、押弦記号(●)を入れていきます。
1弦:3フレット
2弦:5フレット
3弦:4フレット
4弦:5フレット
5弦:3フレット
6弦:クリックしない(ミュートのまま)
5弦3フレットはルートなので、二重丸(◎)の押弦記号になります。
指板図作成欄の上にC△7というコード名も表示されます。
これでC△7の指板図の出来上がりです。
最後に「登録」ボタンをクリックして、この指板図を登録します。
以上で、Dm7、G7、C△7の3つの指板図が登録されました。
次は登録した指板図をページに配置する方法を説明します。
「指板図選択欄」で、[Dm7:×-<5>-7-5-6-5]を選択します。
※その右の"×-<5>-7-5-6-5"は、6弦〜1弦のフレット番号です。
×印はミュート、カッコ(<>)はルートを表しています。
続いて「指板図配置欄」のマス目の最上列の一番左をクリックします。するとそのマス目にDm7の指板図が配置されます。
「指板図選択欄」で、今度は[G7:<3>-5-3-4-3-3]を選択した上で、先ほどDm7を配置したすぐ右のマス目をクリックします。
これでG7の指板図も配置されました。
「指板図選択欄」で[C△7:×-<3>-5-4-5-3]を選択し、先ほどG7を配置したすぐ右のマス目をクリックします。
これでC△7の指板図も配置され、「Dm7-G7-C△7」というコード進行が完成しました。
ささやかながらも、これがあなたの“マイコードブック”というわけです。
※指板図を余計に配置してしまった場合は、いらない指板図をマウスでつかんで左右のゴミ箱に捨ててください。
配置された指板図に付いた[♪]ボタンをクリックすると、それぞれの指板図のストローク音が聴けますので、左から順にクリックしてみましょう。
登録した指板図や配置した指板図は、ブラウザで他のページ(「指板図くん」内を含む)に移動したり、ブラウザを終了すると、すべて消えてしまいます。
でも、「再現機能を有効にしますか?」のラジオボタンでで[はい]を選択しておくと、次回のアクセス時に、前回の作業内容が再現されるようになります。
アクセスのたびに指板図を作り直すのが面倒な場合や、何日かかけてコード表を徐々に完成させていきたいときなどに、この再現機能をご利用ください。
より詳しい説明は「再現機能について」のページでご覧ください。
このチュートリアルでは説明しきれなかったこともたくさんありますが、あとは以下の方法を試して、少しずつ覚えていってください。
【1】
「目的別使い方ガイド」を見る。
【2】
各ボタンの近くにある[?]ボタンをクリックして機能解説を読む。
【3】
いろいろなところを手当たり次第、クリックしてみる。
以上で「作ろう! マイコードブック」の基本的な使い方を説明しました。あとはぜひ自由に試してみてください。
ご意見、ご希望、不具合報告等は下記のメールアドレスまでお願いします。
gmonline@rittor-music.co.jp
(メールの件名は「指板図くん」でお願いします。)
それからあとひとつ! 「作ろう! マイコードブック」の操作は、ほとんどがマウスのクリックによるものなので、手が疲れるかもしれません。疲れてきたら手を休めてください。
「指板図くん〜作ろう! マイコードブック」はFlashPlayerのバージョン7以降で動きますが、その条件を満たしている場合も、その他の要因によってうまく動かないことがあります。「おかしいな?」と思ったときは、以下をお読みください。
ロードに時間がかかる。
【原因】
ギターサウンドの音質をお楽しみいただけるよう、音声関連のファイルはあまり圧縮しておりません。そのため「サウンドファイルを読み込んでいます。○○%」という表示が100%になるまで時間がかかると思います。
【解決策】
根本的な解決策はありません。ただしお使いのブラウザでキャッシュを有効にしている場合、「作ろう! マイコードブック」のFlashムービーのファイルがあなたのパソコン内に残り、2回目以降のアクセス時には、ロードに要する時間がかなり短縮される可能性があります。
ロードは完了したが、クリックなどをしても動きが鈍い。または画面の表示が(ときには著しく)乱れる。
【原因】
原因は一概にはいえませんが、WEBブラウザと同時に複数のソフトウェアを起動している場合に、この現象が起きやすいことを当方では確認しております。
【解決策】
他のソフトウェアを終了すると、「作ろう! マイコードブック」の動きが軽快になることがあります。
Flashムービー内の文字が一部の環境で文字化けする。
※これについては現在調査中です。
再現機能を有効にしているのに、前回のデータが再現されなくなった。
【原因】
FlashPlayerの初期設定では、ローカルに保存できるデータの容量が100KBまでに制限されています。多数の指板図を登録したり配置すると、再現機能に必要なデータが100KBを超えるため、再現機能が一部無効になります。
【解決策】
FlashPlayerの設定を変更することで解決できます。方法は「再現機能について」で説明していますので、そちらをお読みください。