GIBSON/ “Dark Fire” の全容が明らかに!
ギブソン“Dark Fire”の日本語による詳細な説明が、GIBSON GUITAR CORPORATION JAPANの12月2日付けのプレスリリースによって公表された。以下、GIBSONの許諾のもと、商品解説部分を全文転載する。
【美しい外観】
ギブソンの伝統的なモデル「Byrdland」や「1911 F4 Mandolin」などでも見ることができるギブソンのフラワーポット・インレイは、今回の新製品「DARK FIRE」のヘッドストックにも刻まれています。これまでの伝統的なデザインに加え、様々な新しい工程を経て、まったく新しいデザインを完成させました。

▲フラワーポット・インレイが施されたヘッドストック
今回の「DARK FIRE」ファーストラン・モデルには、特別にニトロ・フィニッシュを使用しています。そして、マホガニーのバックとネックはサテン・フィニッシュに、ヘッドストックの表面はグロスフィニッシュに仕上げられています。「DARK FIRE」のチェンバード・ボディーにより、完璧な音、バランス、重量を実現しました。その結果、快適で軽量で、それでいて生音でも反響し、音が伸びるギターを誕生させたのです。

▲ボディ・トップのフィニッシュ
【快適な弾きやすさ】
2008年のレスポール・モデルから多くのインスピレーションを得て完成した今回の「DARK FIRE」には、「Perfect Setup 」の人間工学に元づいた快適で滑らかな非対称ネックを採用しました。これは、PLEKシステムと呼ばれる、精密に制御されたコンピューターシステムにより実現しました。PLEKシステムは、ギターを実際に演奏している状態をシミュレートし、パーフェクトなセットアップを実現する画期的なものです。
ピエゾ・ピックアップの搭載されたチューン・オー・マチック・ブリッジは、今回さらにデザインが刷新されました。よりスリムになり、新しい技術でスタッドにしっかりと固定されました。ナットは、テフロンを含んだハイテクで丈夫な素材で作られ、チューニングをよりスムーズで迅速に行うことが可能になりました。
ブリッジロックと摩擦を抑えた新しいナットは安定感と、よりパワフルな音を生み出します。ロック式チューナーにより、激しい演奏でもチューニングや弦のテンションが変わらない安定したギターになっています。
【変幻自在のサウンドを生み出す「カメレオン・トーン技術」】
新作「DARK FIRE」には、ギブソンの代表的な二つのピックアップを搭載しています。一つはネックに位置する「P90h」、もう一つはブリッジに位置する「バーストバッカー3」です。両方とも、カーボン・ファイバー加工を模したカバーで覆われ、「DARK FIRE」のフィニッシュに絶妙にマッチしたデザインになっています。搭載されている6つのピエゾ・ピックアップを加えることで、20種類以上ものピックアップ・コイルのコンビネーションを可能にし、驚異的なバラエティのトーンを生み出します。

▲ピックアップ
これらのコンビネーションは従来のボリューム&トーン・コントロールによって操作されます。それに付け加え、スタジオ仕様の4バンドのパラメトリック・イコライザー&プリアンプを搭載しています。この「カメレオン・トーン技術」は、アナログ回路を通じて楽器本来の音色を損なわず、驚異的なサウンドのバリエーションを生み出します。
【アコースティック・サウンド】
新作「DARK FIRE」は、ブリッジに搭載されているピエゾ・ピックアップからのアコースティック・サウンドを自在に調整し、ブレンドすることが可能です。新採用のピックアップ・セレクターを兼ねる「ポテンションメーター」ノブでサウンドの割合を調節することができます。このノブを回転させることで、アコースティック・サウンドを0%から100%まで自在にブレンドすることができます。
これらのピエゾ・ピックアップは、ブリッジの各弦のサドルに取り付けられ、合計6つのピックアップによって構成されています。それぞれ独立のオーディオ・チャンネルから出力することが可能です。

▲トグル・スイッチ
【マスター・コントロール・ノブ】
「DARK FIRE」の数々の最新機能を制御するのは、マスター・コントロール・ノブ(MCK)と呼ばれるものです。フルカラーのディスプレイを装備したMCKは、ピックアップやコイルの変更、イコライザー設定はもちろん、様々なチューニングを短時間で完了させます。演奏中に何度もチューニングを変更することも可能です。

▲マスター・コントロール・ノブ
「DARK FIRE」には、8種類の代表的なギターサウンドと18種類のチューニングがあらかじめ設定されています。その他、ユーザーが好みに合わせて独自に設定可能な24種類ものユーザー・セッティングが用意されています。すべての機能は、このMCKで簡単にコントロールできます。
【次世代のチューニングシステム搭載】
「DARK FIRE」のパワーヘッドチューナーは、従来よりも小型で滑らかなデザインに生まれ変わりました。1秒以内にどんなチューニングも完了するため、曲の途中でのチューニング変更も可能です。

▲パワーヘッドチューナー
さらに軽量になったこのチューナーは、自動のほか手動でも利用できます。そして、付属のバッテリーは新しい技術により、従来よりもはるかに長寿命で、軽量になりました。

▲バッテリー
【付属のコンピューター・ハードウェア&ソフトウェア】
「DARK FIRE」に付属している「Robot Interface Pack(RIP)」は、高品質のスタジオ・プリアンプやファイアワイアーを使用したコンピューターのインターフェイスの働きをします。これらは、リアルタイムでも利用できます。

▲Robot Interface Pack
コンピューターがあるなしに関わらず、このコンパクトなRIPをギターケースに入れて持ち運べば、どこでも自分のセットアップを再現することが可能です。RIPのフロントパネルには、インプットレベルに応じて明るさの変わる、青いパイロットライトを備えた1/4-inchステレオ・インプットと、レベル・コントロール付きの1/8-inchヘッドフォン・アウトが装備されています。
リアパネルには、2つの1/4-inchラインアウトジャック、お手持ちのアンプやサウンドシステムに接続するためのファイアーワイアーコネクター、加えてそれぞれの弦のピエゾ信号をアウトプットするためのヘックス・コネクターが装備されています。
お手持ちのラップトップなどのコンピューターをフル活用するため、「DARK FIRE」には、今日最も人気の高いパワフルなソフトウェアが二つ付属されています。業界で最もフレキシブルなアンプとエフェクト機能を搭載していると評判の高い「NativeInstruments’ Guitar Rig 3」と、ソング・ライティングやデモテープ製作から、本格的なレコーディングまで可能な「Ableton Live 7 Gibson Studio Edition」です。
ギブソンとのコラボレーションにより、いずれのソフトウェアも簡単なインストールで、どなたでもすぐに使用できます(ウィンドウズ、マックどちらのOSにも対応)。ソフト開発者との協力によって、付属ソフトウェアは「DARK FIRE」のために特別にチューンアップされ、シンプルかつパワフルなプリセットも装備されています。
「DARK FIRE」に組み込まれている「カメレオン・トーン技術」とソフトウェアによる数々のエフェクト効果やエミュレーションは、各プレイヤーひとりひとりに無数のサウンド・バラエティと音楽の無限な可能性を与えます。
【「DARK FIRE」専用 インターネット・コミュニティーサイト】
ギブソンは、現在「DARK FIRE」専用のコミュニティーサイトを作成しています。ユーザーの方々に「DARK FIRE」の多彩な機能を存分に楽しんでいただけるよう、このサイトが操作方法や最新情報を交換する場になればと考えています。
「DARK FIRE」の驚くべき機能の一つは、お手持ちのコンピューターを使うことで、自在に音源のプリセットを変更、保存することが出来る点です。このようにユーザーの方達はお好みのプリセットを共有して楽しむこともできるのです。
【さらに「DARK FIRE」専用の新しい機器を開発中】
ギブソンは、新作「DARK FIRE」対応の様々なオーディオ機器の開発に既に取り掛かっています。いくつかの機器は2009年初めのリリースを念頭に進められ、その中にはBluetoothを利用したギターとコンピューターをワイアレスでつなぐことができる専用トランスミッターが含まれています。
【世界の400店舗で限定発売】
2008年12月15日にリリースされるリミテッド・エディション「DARK FIRE」は、世界限定400店舗で発売される予定です。1店舗あたり本数限定で12月15日月曜日午後5時に一斉にリリースされます。
(以上、プレスリリースより)
新技術が満載されたギターであるだけに、その全容がつかみにくいDarkFireだったが、以上の解説でかなりの部分が明らかになったのではないだろうか。発売を楽しみに待ちたい。
では最後に、箱、ハードケース、ギター本体の写真を(買って家に着いて開けていく気分で)どうぞ!
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