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イベントレポート/2008楽器フェスティバル(3)

“2008楽器フェスティバル”と“2008プレミアムギターショウ”の模様を、ギター・マガジン編集部がレポート。

2008年10月25日、26日の二日間にわたり、東京・池袋サンシャイン 文化会館にて開催された“2008楽器フェスティバル”と“2008プレミアムギターショウ”。その出展社のブースやイベントの内容を、数回に分けてお届けしよう。



【コルグ】

コルグのミュージック・ワークステーション20周年記念ライブには、ゴダイゴ浅野孝己率いるTAGCが登場。浅野はポール・リード・スミスのギター、LINE6のペダル、ヴォックスのアンプという鉄壁の機材ラインナップでベテランらしい味のあるプレイを聴かせた。ラリー・カールトンの「ルーム335」、ジェフ・ベックの「レッド・ブーツ」などのインスト・ナンバー、ビートルズの「サムシング」などの歌もの、そしてオリジナル・インストからなるバラエティに富んだステージだった。終盤ではミッキー吉野が加わり、「銀河鉄道999」と「ガンダーラ」を披露。

[コルグ]



【ボス】

最新コンパクト・エフェクターを始め多くのギター・アイテムを展示していたボスは、特設会場にて最新マルチ・エフェクターGT10を使ったデモンストレーションを開催。インストラクターを務めた中野豊は同機を直接PAにつなぎ、ワイルドなロックから透きとおるようなクリーン、ゾンゾンと唸るヘヴィ・リフなど多様なサウンドメイク術を披露していった。耳に入ってくる“聴き心地”とともに、指から伝わる“弾き心地”もいいというコメントからも、GT10のサウンド・クオリティの高さが感じられた。

[ボス]



【ローランド】

ローランドのイベント・ブースでは“V-Guitar&V-Bass スペシャル・バトル”と題し、矢堀孝一(g)と日野“JINO”賢二(b)のセッションが行なわれた。それぞれ最先端のサウンドを演出するVG-99VB-99を駆使した音色は新鮮で、COSMテクノロジーを前面に出したJINOのギターライクなプレイ(あくまで弾いているのはベース)は、音色も本当にギターそのもののようでとにかく驚いた。矢掘の“パット・メセニー”っぽいサウンドも再現度が高く、終始観客を驚かせていた。

[ローランド]



【PRS(ポール・リード・スミス)】

コルグのブースでは、PRSプライベート・ストック・チーム総責任者ジョー・ナッグスによるインレイ加工セミナーが開催され、多くの来場者が足を止めて見入っていた。

従来の指板に型を掘ってアヴァロンをはめ込むタイプではなく、指板の下にアヴァロン材をあらかじめ仕込み、指板を削ってそれを表出させ、さらに上からコーティングする工法を紹介。これにより、筆で描いた水墨画のように繊細で自由度の高いデザインが可能となる。

また、同じくプライベート・ストックのフィニッシュ・マネージャー、ポール・マイルスのステイン(生地着色)のデモンストレーションも行なわれた(写真3)。用意したメイプル材に次々と塗料を塗り込みながら、乾燥を含めた工程を手際よく説明するポール。カラフルなグラデーションが目を惹くアル・ディ・メオラのシグネイチャー、プリズムのペイントの実演では、PRSファン、ギター製作者志望の若者らが目を輝かせていたのが印象的だった。

[PRS(ポール・リード・スミス)]



【ヴォックス】

ヴォックス50周年記念ライブに登場したのは、ビートルズのトリビュート・バンドであるTHE BEATVOX。リッケンバッカー、グレッチ、エピフォン・カジノ、へフナーとヴォックス・アンプの相性はやはり抜群! 細かい仕草まで完コピしたステージングと珠玉のサウンドで奏でられる名曲の数々に、会場に集まった観客からは惜しみない拍手が送られていた。

[ヴォックス]


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