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ギターの上達はスランプと隣り合わせ

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【第24回】スランプからの脱出法

ギターに限らずトレーニングを行なっていると必ず突き当たるスランプ。

上達というのはスランプと隣り合わせと言っても過言ではありません。今回は、そのスランプからの脱出法の一端を紹介しましょう。

実はトレーニングをしていなかった?!

軽音楽部などのサークルに入っていると、ものすごい数の曲を覚えなければならない場合がありますよね。

そうすると“曲を覚えるための練習”ばかりになってしまうわけです。それではいくら練習量が豊富でも、なかなかレベル・アップしません。

要するに、“曲のフレーズやコード進行を記憶することのみ”がメインの練習となっていて、ギター奏法自体はまったく上達していない(現状のギター奏法スキルのみで“しのぐ”弾き方になってしまっている)わけです。

当たり前のことですが、「ギターを弾いている時間=上達のためのトレーニング時間」ではないわけです。このあたりが盲点になっている場合もありますので、今一度チェックをしてみてください。

回り道をしてみる?!

教則本などを使い、目的を明確にした練習を行なっていてもなかなか上達しないこともあります。

そんな時は、今やっている練習を一度スッパリやめてしまいましょう(永久にやめてしまってはダメですよ!)。そして、普段やらないようなことにチャレンジしてください。

たとえば、いろんなジャンルの音楽に取り組む、アコギを弾いてみる、他の楽器にチャレンジするなどなど。

そして、以前やっていた練習に戻ってみると、意外と簡単にできたり、新たな発見があったりします。

それから“回り道でしか得られないこともある”ということを知っておいてください。

そして“すぐ覚えたことは、すぐ忘れる”ということも……これは非常に重要です(一夜づけのテスト勉強で覚えたことは、学校を卒業すると一切記憶していないということに近いでしょうか)。

また、最短で直線的にうまくなることが凄いことではないんです。ですから、できないことがあっても気を落とさずに、回り道をしていろんなことを身につけてください。

勉強の本質とは“螺旋的”に何かをぐるぐる回りながら覚えていくものかと僕は考えています。

「まあ、いいか」なラテン系気質が奇跡を呼ぶ?!

優れたプレイヤーほど「まあ、いいか」といったラテン系な傾向があります。

この曖昧さが上達の秘訣!……かどうかは不明ですが、ストイックなトレーニングばかりではダメなのです。

それに真面目に練習するだけではストレスが溜まってしまいますよね。ですから、自分なりの息抜き方法を知っておくことも重要なのです。ただし、未成年者の喫煙、飲酒は法律で禁止されているので厳禁です(笑)。

「まあ、いいか」精神を持ちつつ地味な練習を積み上げる……コレ最強!

【著者のつぶやき】

たくさんのスタッフの方に支えられて、無事に
『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』が発売になりました!

楽器店に行ってみると、どこの店の店頭に並んでいるのでとても嬉しく思っています。たくさんの方に楽しんでもらって、このDVDが皆さんのギター・ライフの助けになったなら幸いです。(^_^)

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【加茂フミヨシ・プロフィール】

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超絶技巧を変幻自在に使いこなすギタリスト。スタジオワーク&セッション活動を経て、2005年に1stアルバム『GOOD WAVE』でソロ・デビュー。2006年にFender USAの全面バックアップを受け、2ndアルバム『ノスタルジア』を発表。HMV ジャズ/フュージョン・チャート3位にランクインする。また、COMRADE Recordsのレーベル・マスターやラジオ・パーソナリティーなど、ギタリストの枠にとらわれない多彩な活動を行なっている。


【加茂フミヨシ・DVD/著書】

書籍『ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング』
書籍『ひたすら弾くだけ! アコギ・トレーニング』
書籍『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
DVD『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』

【加茂フミヨシ・オンライン動画】

『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』よりデモ演奏「幻想即興曲」と教則シーンのサンプル


[加茂フミヨシ オフィシャルサイト]