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【インタビュー】カズト & MEG(HIGH and MIGHTY COLOR)

男女ツイン・ボーカルに7弦ツイン・ギターという独特のフォーマットで、ぶ厚いサウンドを響かせるHIGH and MIGHTY COLORが、最新作となる『ROCK PIT』をドロップして話題となっている。

『ギター・マガジン』2008年5月号でもカズトとMEGのインタビューを掲載しているが、ここでは新作にも収められたLUNA SEAのカバー「ROSIER」や、ふたりの作曲方法についてのコメントを紹介していくことにしよう。

--新作にLUNA SEAのカバー「ROSIER」を入れた理由は?

MEG:LUNA SEAさんのいいところを吸収しつつ、自然な流れで自分たちのものにできたんじゃないかと思ったし、アルバムのほかの曲の中に並べても、流れが自然だなと。

カバーする時は“勉強させてもらいます!”って感じでしたね。原曲になるべく忠実に弾きつつ、崩すところは崩して。ちなみに、僕らがツイン・ソロを弾くのは、この曲が初めてなんですよ。

カズト:ハイカラらしいところは入れたいなって、原曲ではシンコペーションしている部分を縦ノリにしたり、ソロもあえてペンタトニックで攻めました。


--この曲をカバーしたことで、新作にフィードバックした部分もありそうですね。「フラッシュバック」とか。

MEG:そうなんですよ。LUNA SEAとハイカラの音楽性における共通点をすごく感じたし、いっぱい学べたので「ROSIER」にインスパイアされた曲をすぐ書こうって。

カバーしていて感じたのは、同じコード進行で流れているバースが何個かあって、メロディとかアレンジの印象でこれだけ変わるんだってことですね。


--クレジットがバンド名義からメンバー個々に変わりましたね。そこでふたりの曲作りの方法を聞かせてください。

カズト:今回の「Break now!」は、今までどおりDTMで作りました。リズム体に“概要はこうだけど好きにやってね”とデータを渡し、ギターはMEGに構築したものを弾いてもらいました。リフに勢いのある感じで作ってみましたね。

MEG:「HINATA」はユウスケ(vo)が書いたメロディに僕がコードを付け、それに合わせて少しメロを変えたりしました。「EARTH」は、「STYLE~get the glory in this hand~」のカップリングで「energy」って曲があって、ライブでやる時にメンバーのモチベーションがほかの曲とちょっと違って強い部分があるので、その曲を超えるものを作りたいなと。

最近よく“曲を作る時に、自分は何を思ってるんだろう?”って考えるんです。すると子供の頃、好きなアーティストの曲を聴いている時、親に「全部同じに聴こえるね」って言われたことが今でも引っかかっているみたいで、俺の曲は絶対にそんなことは言わせない!って(笑)。


--「EARTH」は地球が抱えているさまざまな問題を取り上げた歌詞に、楽曲の重厚な雰囲気がすごく合っていますが、作詞陣とテーマのすり合わせをしたんですか?

MEG:全然やってないです。曲が先で、仮タイトルは「世界征服」でした(笑)。まあ、それぐらいのパワー感のある曲にしたいって意味ですけど(笑)。

「*SKIT*」は基本的に打ち込みで、楽器はワンフレーズ程度弾いてもらって、それを切ったり貼ったりしています。「ギャンブリング」はもともとSASSY(d)がドラムンベースをやりたいと持ってきた曲で、だったら「*SKIT*」とつながるような流れにしようと思って。もともとこの2曲はつながってたんです。それに合わせてSASSYのメロディにコードを付けていきました。


--わりと初期段階では少人数で作業することが多いんですか?

カズト:そうですね。mACKAz(b)以外の3人はメロディを僕かMEGのどっちかに渡すんですよ。そこで僕らが作業して最終的に統合、みたいな感じですね。

MEG:僕らの作り方がけっこう違うから、結果としてSASSYなんか、最近では曲によって渡す相手を変えてますよ。


--2ndのインタビューで、「自分たちはラウド出身なんで、ソロはあんまり弾けないんです」と言ってたのが懐かしく感じるくらい、今ではソロプレイが欠かせなくなっていますね(笑)。

MEG:ハイカラになってからですよ、本当に。ソロは難しいです。

カズト:本来ギターって6弦ある楽器なわけで、理屈で言うと単音ではほかの楽器に勝てるわけないんですけど、電気を通して表情が付くことで主役になれるところがやっぱり楽しいんですよ。


--ソロではあんまり7弦を使わないと思いますが、それでも何かその利点を生かそうと考えることはありますか?

カズト:誰かが言ってたんですが、7弦はリニアに動かずとも縦の動きで済むことがあるんで、そこは利点ですかね。まあ、そこまでブォーって上がっていくこともないんですけど(笑)。


--「メキメキ」のイントロで聴けるのはワーミー?

MEG:そうです。デジテックの一番新しいタイプですね。「手紙」の最初のソロに入る前の音はワウ。それから「東京ナイト」はLINE 6のフィルターをリフのところで使いました。VOXのアンプを使っている時に、RATとかファズ系のエフェクターをかませたこともありましたね。


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[HIGH and MIGHTY COLOR 公式サイト]

[ソニー ミュージック - HIGH and MIGHTY COLOR 紹介ページ]