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プロはカッコイイバッキングが弾ける!

【第12回】プロ・ギタリストの3箇条(3)
皆さんこんにちは。これまでに「プロ・ギタリストの3箇条」のうち、以下の2項目を解説してきました。
1:プロはアコギもエレキも両方弾けなければならない!
2:プロはギターらしいフレージングができる!
今回は最後のテーマです。プロを目指している方は、きっと参考になるでしょう。もちろん、アマチュアでギターを楽しみたい方も、練習目標をより明確にするのに役立つと思います。では始めましょう!
プロ・ギタリストの3つめの要素は、“プロはカッコイイバッキングが弾ける!”です。
インスト(楽器がメロディを担当する音楽)が好きな方も、プログレが好きな方も大勢いると思います。そして、音楽にはいろんな形があり、それは当然です。僕自身も、さまざまなミュージシャンを応援したいと思ってレーベルをやっているくらいですから。
で、僕がプロデュースするレーベル COMRADE Recordsは、ジャズ、フュージョン、ヒーリング、クラシック、現代音楽などのアーティストの作品をリリースしています(僕のソロ・アルバム『GOOD WAVE』、『ノスタルジア』もCOMRADEからリリースしています)。そういう音楽であっても“メロディ”と“メロディを支えるバッキング”という要素は存在します。
そして、ギターの役割というのは確実に“バッキング”の方が大きいということを確認してください。
これは間違いないことでしょう。J-POPやRock、メタル系などのジャンルであれば、なおさらです。ボーカルが歌っているうしろの音が、ギターのパワー・コードしか鳴っていなかったとしたら、3曲ぐらい聴いたら、もう飽きちゃうんじゃないでしょうか?
どんなジャンルであっても、プロ・ギタリストが弾くバッキングというのは例外なくカッコいいと僕は感じています。メタリカのジェイムズ・ヘッドフィールドや、エディ・ヴァン・ヘイレン、ヌーノ・ベッテンコートなど、メタル系であってもバッキングがカッコいいギタリストはたくさんいます。ポピュラー・ミュージック系だったらなおさらで、デヴィッド・T.ウォーカー、ポール・ジャクソン・Jr、ナイル・ロジャース、スティーヴ・ルカサー……素晴らしいバッキングを弾くギタリストは書ききれないほどいます。
ギターを練習していると、ついついアドリブ・ソロばっかり練習したりとか、速弾きばっかり……となりがちですが、本当に重要なのはバッキングです。歌モノの9割ぐらいはバッキングですから! インストであってもコード・ワークが重要になってきます。
これまでの連載をまとめますと、僕はプロ・ギタリストはジャンルを問わず、以下の3条件が必要不可欠だと考えています。
1:アコギもエレキも両方弾けなければならない!
2:プロはギターらしいフレージングができる!
3:プロはカッコいいバッキングが弾ける!
以上、参考になれば幸いです!
ちなみに、バッキングの練習をしたいという方は、僕の著書『ひたすら弾くだけ!ギター・トレーニング』を見てください。本書では幅広いジャンルのバッキング・パターンを網羅していますので、参考になると思います。
また、『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』では、“速弾きバッキング”というような風変わりな項目も扱っています。興味があったら読んでみてください。
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【加茂フミヨシ・プロフィール】
超絶技巧を変幻自在に使いこなすギタリスト。スタジオワーク&セッション活動を経て、2005年に1stアルバム『GOOD WAVE』でソロ・デビュー。2006年にFender USAの全面バックアップを受け、2ndアルバム『ノスタルジア』を発表。HMV ジャズ/フュージョン・チャート3位にランクインする。また、COMRADE Recordsのレーベル・マスターやラジオ・パーソナリティーなど、ギタリストの枠にとらわれない多彩な活動を行なっている。
【加茂フミヨシ・DVD/著書】
書籍『ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング』
書籍『ひたすら弾くだけ! アコギ・トレーニング』
書籍『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
DVD『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
【加茂フミヨシ・オンライン動画】
- [2008年02月01日 17:00]








