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プロはギターらしいフレージングができる!

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【第10回】プロ・ギタリストの3箇条(2)~前編~

前回から、プロとしてギターを弾くことに焦点を当て、「プロ・ギタリストの3箇条」をお届けしています。

前回は、まずひとつめの要素として 「プロはアコギもエレキも両方弾けなくてはならない!」という記事を書きました。今回はそれに続いて、2番目の要素です。

ちなみに、この“3箇条”に優先順位はありません。どの要素も満たしていないとプロに近づくのは困難と言えます。プロ志向の方はぜひ参考にしてください。もちろん、アマチュアとしてギターを楽しみたい方にも参考になると思います。

プロはギターらしいフレージングができる!

さて、プロ・ギタリストのふたつめの要素、「プロはギターらしいフレージングが弾ける!」ということについて解説します。

“ギターらしい”という言葉が出てきましたが、これって何でしょう?

この答えを考えるのに一番良い方法は、楽器店に行って最新のシンセサイザーを弾くことです。鍵盤がまったく弾けない場合は、キーボードが弾ける人と一緒に行くか、店員さんに弾いてもらってください(笑)。そして、ギターの音色でシンセを弾いてみてほしいんです(この段階では、1~2音くらい弾くだけにしてください)。

どうですか? ギターにそっくりのサウンドですよね。ヘタしたら自分のギターの音よりも良い音色もあったりしませんか?さらに凝り性な方は、ギターのサンプリング音源などを試聴するといいでしょう(ここでも1~2音くらいだけ、軽く弾いてみてください)。ギターにそっくりというより、完璧に“ギターの音!”ですよね。

それもそのはず。ギターのサンプリング音源は、海外のトップ・スタジオ・ミュージシャンが、高級ギターと高級アンプで鳴らした音を高級マイクでサンプリングして音源にしているものが多いのです。だからギターに似ていないはずがありません。

いったい何が言いたいか、というと……“シンセでも弾けるようなギター・フレーズ”や“打ちこみでも再現できるようなギター・フレーズ”を弾いていても、プロとしてお呼びがかからない……という事実です。

だって、そのシンセとか打ちこみをそのまま使えばいいのですから。僕がプロデューサーだったら間違いなくそうします。

では、今の時代どういったギターが求められているのかというと、それは間違いなく“シンセや打ちこみでは再現できない演奏”です。要するに「うぉー! ギターだ!」とリスナーに感じてもらえるようなギターでないとダメなのです。

「じゃあ、それってどんなものなの?」という疑問が出てくると思いますので、次回はその点について解説していきます。


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【加茂フミヨシ・プロフィール】

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超絶技巧を変幻自在に使いこなすギタリスト。スタジオワーク&セッション活動を経て、2005年に1stアルバム『GOOD WAVE』でソロ・デビュー。2006年にFender USAの全面バックアップを受け、2ndアルバム『ノスタルジア』を発表。HMV ジャズ/フュージョン・チャート3位にランクインする。また、COMRADE Recordsのレーベル・マスターやラジオ・パーソナリティーなど、ギタリストの枠にとらわれない多彩な活動を行なっている。


【加茂フミヨシ・DVD/著書】

書籍『ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング』
書籍『ひたすら弾くだけ! アコギ・トレーニング』
書籍『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
DVD『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』

【加茂フミヨシ・オンライン動画】

『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』よりデモ演奏「幻想即興曲」と教則シーンのサンプル


[加茂フミヨシ オフィシャルサイト]