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プロ・ギタリストはアコギもエレキも!

【第9回】プロ・ギタリストの3箇条(1)
皆さん、新年明けましておめでとうございます!
今年も皆さんにとって有益な情報を発信していければ良いなと思っておりますので、今後ともアクセスよろしくお願いいたします。
さて、これから数回にわたって、僕がギター・レッスンをする時に重要視していることを説明していきます。レッスンの方向性は“プロ・ギタリストを目指す”ということを基本としていますが、“アマチュアだけれど、もっとギターが上達したい”という人にも必ず役に立ちますので、ぜひ読んでください。
僕は「プロ・ギタリストの3箇条」という事項を、ギター・レッスンをスタートする前に、必ず受講者に説明します。それを理解してもらったうえで、3箇条に沿ってレッスンを始めていくのです。なぜかと言うと、受講者が方向性を理解しておくことは、目的や目標を明確にするために重要だからです。
今週は、そのひとつ目の「プロ・ギタリストは、アコギもエレキも両方弾けなければならない!」を説明します。
一時期、ギター教室でアコースティック・ギターを習いたいという生徒さんが増加した時期がありましたが、ギターを専門的に学びたいという人の多くはエレキがうまくなりたいようです。そうなると、当然レッスンの内容や練習内容はエレキに沿ったものになっていくのですが、エレキだけ弾ければいいかというと、まったくそんなことはないのです。アコギも弾けなければプロでは通用しません。
想像してみてください。あなたは歌手のバック・バンドに採用されたとします。そこで、ボーカリストがライブで「次の曲は、アコギと歌だけでしっとりと聴かせます」などと言い、数千人が歌とギターしか聴いていない状況……こういったシチュエーションをエレキしか弾いたことがない人が突破するのはかなり難しいでしょう。
イントロにしてもコードしか弾かないというわけにはいきませんよね。コードを弾きつつも、メロディ的なものを弾いてからボーカルに引き継がないと曲としての格好がつきません。歌のバックのコードも、エレキではパワー・コードでいいところも、アコギ1本の演奏では6本の弦をきれいに鳴らさないとコード感が出ない場合もあります。コード・チェンジで“ブチッ”って鳴ってしまったら最悪の状況ですよね! それから、間奏……これが手強いですね。ここもコードだけ弾いてると格好がつかない部分です。
普段はエレキをメインに弾いているプロ・ギタリストでも、こういう状況にも対応しなければなりません。
アコギにはアコギの難しさがあり、エレキにはエレキの難しさがあります。よって、プロを目指すのであれば、それぞれをバランス良く練習していくことが必要不可欠となることを心得ておいてください。
当然アマチュアでも、アコギも弾けることは表現力の幅を広げることになるので、大きな武器になります。
次週は、プロギタリストに必要な二番目の要素を解説します。
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【加茂フミヨシ・プロフィール】
超絶技巧を変幻自在に使いこなすギタリスト。スタジオワーク&セッション活動を経て、2005年に1stアルバム『GOOD WAVE』でソロ・デビュー。2006年にFender USAの全面バックアップを受け、2ndアルバム『ノスタルジア』を発表。HMV ジャズ/フュージョン・チャート3位にランクインする。また、COMRADE Recordsのレーベル・マスターやラジオ・パーソナリティーなど、ギタリストの枠にとらわれない多彩な活動を行なっている。
【加茂フミヨシ・DVD/著書】
書籍『ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング』
書籍『ひたすら弾くだけ! アコギ・トレーニング』
書籍『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
DVD『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
【加茂フミヨシ・オンライン動画】
- [2008年01月11日 20:57]








