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初心者がトレーニングする際の留意点

【第3回】初心者がトレーニング時に注意すべき点(1)
今回は初心者が陥りがちな問題点にスポットを当てています。
とは言っても、経験者にも役立つ内容も盛り込んだつもりですので、演奏レベルに関係なく、もしよろしければ一度、目をとおしてもらいたいです。(^^)
A:
一流アスリートは試合を想定したイメージ・トレーニングを行なうそうですが、それと同じように、ライブをイメージしてトレーニングするといいでしょう。
ライブと家での練習のギャップを埋める効果が得られますが、それだけではありません。例えば、ライブでは途中で間違えても、演奏をとめずにフレーズを弾き続けなくてはなりませんよね。家での練習も、ミスのたびにフレーズのアタマに戻るのではなく、続けて弾くようにして下さい。
これは僕が今まで多くのアマチュア・プレイヤーを見てきた中で、意外に良くありがちな問題だと思います。
フレーズのアタマに戻る方式の練習をしていると、当然最初の部分はかなりうまくなるのですが、演奏が進むにつれて雑なプレイになったり、ミスが増えてしまいます……ライブ本番でこんな状態になってしまったら、あせってしまい、普段弾けるフレーズも間違えてしまいそうですよね(笑)。こうならないように、普段の練習はライブを意識して下さい。
また、教則本などで練習したことが、ライブでどのように役に立つかなどを想像してみるのも効果的ですよ。そうすることにより、自分に必要なものが見えてきたり、今まで以上に教則本の意図していることが理解できたりするんです。
A:
座って練習する時と、立った時の姿勢が同じになるようにして下さい。最も悪い姿勢は、あぐらをかいて練習することです。教則本『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』でも写真付きで解説していますが、あぐらをかいた状態を保ったまま立って弾くことは、ギターと体の角度などを考えたときに明らかに無理があるんですね。
特に、ストレッチが苦手と言う人は気をつけて下さい。あぐらをかいた姿勢でストレッチ・フレーズをいくら練習しても、なかなか上達できないんです。
A:
うまいギタリストは、熱いステージ・アクションをしていても、両手の力が抜けているんです。ギター上達の基本は、両手に無駄な力を入れない点にあります。とは言っても、ギターを始めたばかりの頃は、なかなか力の抜けたプレイをイメージできないですよね。だから、ライブに行って、生でその演奏を体感して下さい。
また、正確に弾くことだけを考えているビギナーも多いのですが、これでは“単に間違えないで弾けるだけのギタリスト”が出来上がってしまいます。こういったことにならないためにも、プロのライブを手本にしてもらいたいですね。
初心者は技術の向上に意識がどうしても行きがちですが、技術面だけにとらわれ、機械的に練習フレーズをくり返すのは良くないと思います。まずはギターを弾くことをひたすら楽しんで下さい。楽しんで弾けるようになってきたら、ある程度の目的意識を持ち弱点を修正する。でもそればかりではなく感覚的なものも大事にして、ひたすら弾くだけという時間も取る。これをくり返していく……という練習を僕はお薦めします。
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【加茂フミヨシ・プロフィール】
超絶技巧を変幻自在に使いこなすギタリスト。スタジオワーク&セッション活動を経て、2005年に1stアルバム『GOOD WAVE』でソロ・デビュー。2006年にFender USAの全面バックアップを受け、2ndアルバム『ノスタルジア』を発表。HMV ジャズ/フュージョン・チャート3位にランクインする。また、COMRADE Recordsのレーベル・マスターやラジオ・パーソナリティーなど、ギタリストの枠にとらわれない多彩な活動を行なっている。
【加茂フミヨシ・DVD/著書】
書籍『ひたすら弾くだけ! ギター・トレーニング』
書籍『ひたすら弾くだけ! アコギ・トレーニング』
書籍『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
DVD『DVD版:速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』
【加茂フミヨシ・オンライン動画】
- [2007年11月22日 18:49]








